1・こねずに乾燥
【1・2】良く練ると透明感がUPする? 練らずに乾燥させた場合と、良く練ってから乾燥させた場合のテストをしました。 写真ですとわかりづらいのですが、良く練ると粘土内の小さな気泡のようなものが少なくなり、 よりクリアーな仕上がりになるようです。 練るとき手が汚れていると粘土が汚れを吸ってしまうので、作業前は念入りに手を洗いましょう。 【3】色をまぜて 絵具(水彩絵具やアクリル絵具など)を混ぜて乾燥させ、透明感のあるカラー粘土作り。 乾燥すると色が濃く なるので、色を混ぜるときは狙った色よりも薄くなるようにつくるのがコツです。混ぜすぎると透明感が損なわれますので 少しずつ混ぜて調整してください。 【4】彫塑性は? 非常に柔らかく誰でも思ったとおりの形を作ることができます。指紋なども残るほどの彫塑性を持ちます。硬いほうが好みの方はしばらく空気にさらして硬くしましょう。 【5】乾燥後の整形 乾燥後に指紋を消そうと耐水ペーパ1200番で磨いたところ、粘土が真っ白になりました。 乾燥後の粘土の形を整える際は良く切れるカッターなどで削るのがよいでしょう。 【6】乾燥後の強度は? 乾燥後の強度はかなりのものです。 ある程度の柔軟性があるため、落としても割れず、曲げても折れない仕上がりです。 ムリに曲げると白っぽくなります。 【7】乾燥後の着色 乾燥後の着色はアクリル絵具がおすすめです。 アクリル絵具は乾燥後もすけるくんと似たような性質(曲げなどに比較的強い)で、 乾くと耐水性になりますので、アクセサリー作りなどにも最適。 非常に薄い部分にはアクリルガッシュよりもアクリル絵具の ほうが乾燥後の柔軟性が高いのでオススメです。 【8】乾燥後の収縮 乾燥後は少し縮みました。カラー粘土を作ったときに色が濃くなるのも収縮のためかと思われます。約1割ほど縮みました。